ドイツのスーパーおすすめ7選|在住20年の料理人が用途別に使い分けを解説
ドイツに来たばっかりだと、まずスーパーで戸惑いますよね。種類が多すぎるのに、どこがコスパ良くて、どこは質で選ぶべきなのか全然わからない。
うちで働き始めたスタッフを見てると、家から一番近いスーパーだけで全部済ませてる人が結構多いんです。気持ちはわかります。でも僕からすると、「いやいや、それだとちょっと損してるよ」と言いたくなる。
この記事では、デュッセルドルフに20年住んで毎日のようにスーパーに通っている僕が、用途別におすすめのスーパーをまとめます。読み終わる頃には、「普段はここ、ちょっと良いものはここ、急ぎの時はここ」と自分なりの使い分けができるようになるはずです。
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結論:ドイツのスーパーは「1軒」じゃなくて「使い分け」がおすすめ
先に結論を言うと、ドイツのスーパーは1軒に絞らず、用途で使い分けるのが一番コスパが良いです。
なぜなら、ドイツのスーパーはチェーンごとに役割がはっきり分かれているから。日本の「イオンに行けば全部揃う」みたいな感覚で1軒に絞ると、逆に損します。
僕の場合は、普段使いはAldi・Lidl・Penny、時間ない時はREWE、質で選びたい日はEdeka、ビオが欲しい時はAlnaturaかDenn’s、野菜と果物はトルコ系スーパー。完全に分けてます。これだけで月の食費は体感で2〜3割は変わってくる印象です。
ドイツに来たばかりの人がスーパーで損する理由
円とユーロの感覚がまだ掴めていない
ドイツに来たばかりだと、「1ユーロ=160円か」みたいに毎回換算しちゃうんですよね。
でも本当に大事なのは、円換算じゃなくてドイツ国内での相場感なんです。たとえば牛乳1リットルが1.19€なのか、1.59€なのか。これがパッと判断できるかどうかで、買い物の精度が全然変わってきます。
うちのスタッフでも、「安いから」ってだけでまとめ買いして、後から他の店でもっと安く売ってるのを知ってガッカリしてる人がいました。だよね、最初はそうなりますよね。
近所のスーパー1軒だけで完結させてしまう
これも本当に多いパターンです。
特に多いのが、家のすぐ近くにREWEがあって、毎日そこで全部買っちゃってる人。REWEは便利なんですが、価格帯は中堅より上なので、毎日使ってるとじわじわ食費がかさむ。少し足を伸ばしてディスカウンターに行くだけで、同じ食材が2〜4割安く買えたりします。
ドイツのおすすめスーパー|用途別に紹介
普段使いのおすすめは「Aldi」「Lidl」「Penny」
毎日の買い物のメインに据えるべきは、ディスカウンターと呼ばれるこの3店舗です。
僕がよく行くのはAldiとLidl。どっちも品揃えはシンプルですが、乳製品・卵・パスタ・米・冷凍野菜あたりの基本食材は、ここで買えば間違いない。価格は中堅スーパーと比べて2〜4割は安いです。
Pennyはこの2店舗より店舗網が広めで、住宅街にもよくあるので、徒歩圏内にPennyがある人は普段使いにめちゃくちゃ便利です。品揃えはAldi・Lidlよりやや絞られる印象ですが、価格帯はほぼ同じ。
たとえば僕の家では、牛乳・卵・バター・パスタ・米はLidl、惣菜系の冷凍食品はAldi、急ぎの追加買いはPenny、みたいに使い分けてます。「全部のチェーンに詳しくならなきゃ」と思う必要はなくて、自分の生活圏で行きやすい1〜2店舗を決めれば十分です。
時間ない時の駆け込みは「REWE」
普段使いというより、僕の中でREWEは「時間ない時にさっと行けるスーパー」という位置付けです。
価格はディスカウンターより明らかに高いです。でも品揃えのバランスが良くて、惣菜・パン・調味料・ちょっと変わった食材まで一通り揃うので、急いでる日や仕事帰りに駆け込むのにはちょうどいい。
ちなみにREWEはアプリのクーポンが地味に強くて、毎週木曜くらいにチェックしておくと、特定商品が20〜30%引きになってたりします。普段使いにはしないけど、上手く使うと損しない店、という感じです。
質で選ぶなら「Edeka」
ちょっと良いものを買いたい日はEdeka。
肉・魚・チーズ・パンの質がREWEより一段上で、店舗によっては対面のお肉屋さんやお魚屋さんが入ってます。料理人として正直に言うと、肉の鮮度と切り方はEdekaが一番安心できる。
価格は当然さらに上がりますが、ホームパーティーや誕生日、ちょっと気合い入れて料理したい日に使うと満足度が高いです。普段使いだと家計に響くので、僕は週末メインで使ってます。
ビオ食材なら「Alnatura」「Denn’s」
オーガニックや無添加にこだわりたい人は、AlnaturaかDenn’s Biomarktがおすすめです。
ドイツはそもそもビオ大国で、普通のスーパーにもビオ商品が並んでますが、専門店はやっぱり品揃えと質が違う。豆類・ナッツ・調味料・ベビーフードあたりは、価値ある選択肢になります。
ただし全体的に高めなので、何でもビオにしようとすると財布が死にます。「これだけはビオで買う」という品目を決めておくのがコツです。
トルコ系スーパーも知っておくと強い
意外と知られてないけど、トルコ系・中東系のスーパーは野菜と果物が圧倒的に安いです。
デュッセルだとあちこちにあって、トマトやキュウリ、ナスやパプリカが普通のスーパーの半額くらいで売ってることもある。香辛料の品揃えも豊富なので、自炊する人ならぜひ一度入ってみてほしい。
ちなみに僕は、サラダ用の野菜と果物だけここでまとめ買い、みたいな使い方をしてます。
配送サービスは使うべき?
最近よく聞かれるのが、REWEやFlinkみたいな配送サービスです。
結論から言うと、子育て中の家庭や車を持ってない人には全然アリです。重い飲料水のケースや、米・小麦粉みたいに重いものをまとめて運ぶ手間がなくなるだけで、生活の質がだいぶ変わります。
一方で、配送料や最低注文額が設定されているので、少額の買い物だと割高になる。週1で重い物だけまとめて頼む、みたいな使い方が一番コスパ良いです。
僕自身は店の仕入れもあるので毎日スーパーには行きますが、家族の飲料水だけはネットでまとめて頼むことが多いです。
ドイツのスーパー選びで気をつけたいこと
最後に、来たばかりの人が引っかかりがちなポイントを3つだけ。
- 日曜日はほぼ全店休み(駅構内の一部店舗を除く)。土曜日のうちに買っておくのが鉄則です
- レジは早い者勝ちで、後ろが詰まりやすい。エコバッグや小銭は事前に準備しておくのがコツです
- ペットボトルや瓶にはPfand(デポジット)が乗ってるので、空き容器は捨てずに返却機に持っていってください
このあたりは慣れの問題ですが、最初の1〜2ヶ月でリズムを掴めれば、買い物のストレスは一気に減ります。
まとめ:ドイツのスーパーは使い分けで生活が変わる
結論として、ドイツでおすすめのスーパーは「用途で使い分ける」が答えです。
普段使いはAldi・Lidl・Penny、時間ない時はREWE、質はEdeka、ビオはAlnaturaかDenn’s、野菜と果物はトルコ系スーパー。この5パターンを頭に入れておくだけで、買い物の精度が一気に上がります。
特に自分としてはLidlが近くにあるなら断然おすすめです!
ドイツに来たばかりだと、近所の1軒、特にREWEだけで済ませがちですが、ちょっとだけ足を伸ばしてディスカウンターを使う。これだけで月の食費もご飯のクオリティも変わってきます。みなさんもぜひ、自分の使い分けパターンを作ってみてください。
ってことで、厨房からは以上でーす!!
