ちょっとツイッターで質問を受けたので、サクッとですが、書いてみたいと思います。
あくまで自分の周りと過去の経験から、あとは人に聞いた話なので参考程度にして頂ければと思います。
クリックできる目次
Rowanの場合
まず資格などは一切必要ありません。
これは他の日系飲食店や現地オーナーの個人店も同じだと思います。
うちでキッチンスタッフを追加で募集するとしたら、調理技術をある程度持っていることも大事ですが、それよりも素直さや向上心、あとは体力がある人にお願いしたい(笑)
あとは明るいことはもう大前提ですかね。
どんなに仕事できても辛気臭くて、素直じゃない人とは働きたくないですからね。
あとは欲を言えば、無茶ブリしても無理っす!とか笑いながらもなんとか頑張ろうとしてくれる人と働きたいっすね。
めちゃくちゃブラックです(笑)
ホールスタッフに関しても同じで、ホールスタッフしての経験があればもちろん言う事なしですが、それより語学とコミュニケーション能力、もっと言えばお客さんを楽しませようという気持ちを持っているひとが有利です。
同じくらいのレベルのお店があるとすれば、あとはホールスタッフのあの人がいる店にしようって思わせられることが大事だと思っているので、エンターテイナー性を持っているかどうかは大きいです。
他のところはというと…
うちは6人くらいの小さい店なので、そこまで礼儀や協調性を求められたりはしませんが、10人以上の大きい飲食店だと話は変わってきます。
日系の居酒屋とかだと、協調性、それから担当ポジションが日によってコロコロ変わるところもあるのである程度柔軟性もないと厳しいと思います。
ここでも資格などはほとんど必要ないと思います。
現地オーナー系のレストランでも、資格は必要ないです。
そもそも日本で取れるような資格を持っていたところドイツではほとんど役に立ちません。(ANAの機内食を作る様な大手企業だと話は別)
日本のレストランで経験のある人なら、だいたいどこに行っても技術的にも知識的にもドイツ人より上だと思うので、すぐに認められますが、コミュニケーションをとろうとしないと、すぐに浮いてしまうので入店序盤は無理してでも仕事外で同僚にからんでいくことをおすすめします(笑)
まとめると…
結局、飲食店では腕も大事だけど、素直さ、明るさ、向上心、体力、これだけあればどこでもやっていけるんじゃね?
と、気づいてしまった次第でありました…。
もちろん日本人的まじめさは大前提ですが、普通の日本人であれば普通レベルでドイツ人たちを軽々超えられるので大丈夫かと思います。
正直、素直さ、明るさ、向上心、体力があれば飲食店だけじゃなくて結構どこでもやっていけそうな気がするけど、どうなんでしょう?
厨房からは以上でーす!