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海外駐在の会社員へ:「郷に入っては郷に従え」の精神を忘れずに!
こんにちは!今日はドイツに限らず、海外に駐在している(これからする)日本企業の社員さん向けに、「海外での振る舞い」について辛口でお話したいと思います。
「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますよね? せっかく海外で生活するなら、この言葉を胸に刻んで行動しましょう。
✔ 本記事の内容
- 海外駐在で陥りがちな「日本人同士で固まる」問題
- 現地スタッフの働き方・生活スタイルを観察しよう
- 「日本だったらこうなのに」発言を繰り返す人の問題点
- 飲食店での振る舞い:あなたは神様ではない
- チップ文化への順応と、その影響
1. 日本人同士で固まりがちな海外駐在者の問題点
海外に行くと、どうしても日本人同士で固まってしまいがち。これは仕方ない面もありますが、ずっと日本基準で文句を言い続けるのはあまり気持ちのいいものでは無いと思います。現地では現地のルールや慣習、働き方があるわけです。せっかく海外にいるのに、自分たちだけの日本村に閉じこもってしまっては、学べるものも学べません。
2. 現地スタッフの働き方・生活スタイルを真似してみる
現地には現地スタッフがいて、彼らなりの仕事の進め方やライフスタイルがあります。
たとえば:
- 飲食店での行動パターン
- 仕事の段取りの仕方
- 時間の過ごし方や休暇の取り方
これらを観察し、できるだけ真似してみる努力をしてください。「日本ではこうだったのに…」と思うかもしれませんが、海外で生きるなら現地の流儀に合わせる姿勢が大事です。海外の働き方の良いところを取り入れるのは自分の固定概念を壊すのにも役に立ちます。まずは全てを否定するのではなく、取り入れてみることで自分の考えが変わることもあるはずです。
3. 「日本だったらこうなのに」と言い続ける人はクソダサい
何年も駐在しているのに、ずっと現地の国に文句を言って、日本基準で考え続ける人がいますが、正直「じゃあ帰れば?」と言いたくなります。
- 誰もあなたを強制的にその国に縛りつけていない
- 会社に帰任をお願いすればいい
- 意思決定できないまま愚痴を言うだけでは、周囲に悪影響
冗談交じりで「ここはちょっと不便だよね」くらいはいいでしょう。でも、朝から晩まで「日本だったら…」と繰り返すのは本当に恥ずかしいです。
4. 飲食店での振る舞い:あなたは神様ではない
海外の飲食店で「すみません!」と日本の居酒屋ノリで大声で呼びつける人、いませんか?
海外(特に欧米)では、店員を召し使いのように呼びつける行為は非常に失礼です。
- 大声で“すみません”はやめよう:言葉だけ「すみません」でも、意味は「おい!」と同じに聞こえる。
- 店はあなたを神様扱いしない:店員さんは自分の段取りで仕事をしている。あなたのオーダーは最優先ではない。
- 順番がある:例えば、先に温かい料理を出すお客さんがいるなら、あなたのオーダーはその後です。
気に入らないなら、黙ってその店を立ち去ればいいだけの話です。「すみません」を連呼して恥を晒さないでください。
5. チップ文化を理解する:馴染まないなら相応の扱いを覚悟せよ
チップ文化がある国なら、最低5%は払ってください。アメリカやカナダではもっと出しましょう。
- サービスが悪いと思ってもゼロはNG:それが現地の常識です。
- 馴染まなければ、それなりの扱いを受ける:チップを出さない客、態度が悪い客として扱われるだけ。
- 先人のイメージに影響:あなたの態度が、その後来るアジア人や日本人への対応にも影響します。
日系レストランだからといってチップ不要という嘘もあります。やめてください。現地のシステムに合わせないと、あなた自身や後の人たちが損をします。
まとめ:海外駐在は「合わせる」努力をする場
海外に来ているなら、その国のシステムや文化に溶け込む努力をしてください。
- 日本人同士で固まって愚痴るのは卒業
- 現地スタッフの働き方や飲食店のマナーを学ぶ
- 「日本だったら」の連呼は本当に恥ずかしい
- チップ文化を理解して、最低限の敬意を払う
それができないなら素直に帰国するなり、態度を改めるなりしましょう。海外での行動は、あなた一人の問題ではなく、次世代の駐在員への影響も考えるべきです。
厨房からは以上でーす!