味覚

料理が上手くなるには…【その方法を吉田が簡単に解説します】

料理初心者

料理初心者だけど、上手に料理が作れるようになりたい

レシピ通りに作っても一向に料理が上手にならない

料理初心者が上手くなるには…

こういった疑問に今日は僕なりに答えてみたいと思います!

✔本記事の内容

  1. 料理が上手くなるまでの方法のまとめ
  2. 料理の知識、経験がなくても問題ない理由
  3. 気を付けるべきこと

この記事を書いている僕は、24歳で料理の道を選んで、今では一応飲食店を経営できるまでになりました。

24歳で料理を始めるまでは、料理経験ゼロで炊飯器に入れる水の量さえも毎回ググって調べるレベル(笑)

僕より料理できない人は、なかなかいなかったので安心してください

料理が上手くなるまでの方法まとめ

①ネットにあるレシピを参考にして、まずは完全にレシピ通り作る。(特にプロの方のレシピがオススメです)

自分は今はクラシルというアプリがオススメだと思っていて、sioの鳥羽周作さんのレシピは本気で最高です。

初心者のうちは、余計なことは考えず、まずはレシピ通りに作ることを強くオススメします。

プロの方が考えに考え抜いた、レシピをお前らがいじって良いわけがありません(笑)

ということはありませんが、とにかくまずはレシピ通りに作ってみて、最終的に微調整するのが良いです。

カレーのルーをとにかく色々混ぜたがったたり、アレンジしたがる奴がいますがまずは落ち着け、です。

とにかくレシピ通りにです。

もし仮にレシピ通りに作っても、あんまりおいしくなかったりする場合は調味料の質がレシピと違ったり、食材の状態が違ったりすることが原因だったりするので、そこはやっぱり微調整は必要だと思います。

でもそこの微調整は、料理経験やその料理の味の記憶があるかないかがかなり重要になってくるので、そこはまだまだ初心者には難しいところなので、あんまり気にしない方がいい。

②火加減、食材の切り方に注意する

これ超絶重要です。

というか、プロと料理初心者の違いはここが一番大きいのではないか…、と思っています。

全く同じ食材、調味料、レシピで料理を作る場合、差が出るのはココしかないですよね。

だからこそ、ここができるようになると格段に料理が上手くなります。

ただ火を通す事だけを考えるんじゃなくて、「シャキシャキ感を残したいから、もやしは少し後で入れよう」とか、「溶けてなくなるくらいが好きだから、最初っから入れちゃおう」とかまずはそれくらいで良いと思います。

自分も、店で初めてまかないを任された時は、毎日余裕がなくて地獄でした(笑)

お昼の仕込みを終わらせないと、まかないを作らせてもらえない。

やっと仕込みが終わっても、まかないを作る時間が20分しかないという毎日。

「20分で15人分作るとか無理だろ!!」と、毎日心の中で叫んでいました。

そんな感じだから、火加減もへったくれもなく、食材一気に放り込んで火が通ったら味付け…。

固い野菜とクタクタの野菜が混じっていて…、先輩たちの無言で食べる姿がホントに辛かった。

そこで、「先輩たちと自分のまかないは何が違うんだ」と必死で毎日観察したところ、味付けがうまいのはもちろんなんだけど、食材、調味料、全部違うタイミングで入れてる!!って気がついた時は衝撃でした。

特に僕が尊敬していた先輩はマメに火加減を変えている。

その先輩から「料理は火加減が命」ということを学びました。

肉に強火で火を入れ続ければカチカチの肉になってしまいますし、野菜はボロボロになってしまいます。

「とにかくその食材の気持ちになってみる」、そのレベルまで達せられれば最高です(笑)

食材の切り方についても、考え方を変えると料理が上手くなります。

「人参だから、このくらいの大きさ」「玉ねぎはこのくらいの厚さが普通でしょ」

ではなくて、「この人参は甘くてホントに美味しいからメインの食材にするつもりで大き目に切ろう」、「長ネギは普段は薬味だけど、今日は具として使いたいから太めに切ろう」。

こういう風に考えてみてください。

この食材はこのくらいの大きさと決めつけて切るのを一度やめてみる。

そしてもちろん切れ味のいい包丁で。

これだけで盛り付けた時の見た目も一気に変わります。

だいたい初心者の方の料理は食材の大きさがバラバラなことが多いです。

綺麗に切りそろえられた食材が、適切な硬さで調理されている。

これだけもかなりおいしくなっているはずです。

③いきなり料理を始めない。

しっかりと献立を決めて段取りを考える。

これですね…、面倒くさいですよね(笑)

毎日、時間ない中で晩御飯を作っている人からしたら「献立?段取り?やってられるかぁ!!!」です。

そうです。その通りです。

なのでせめて下ごしらえをしてから、料理を始めてみて欲しい。

野菜も肉も調味料も全部、レシピ通り計量して、欲を言えば調理手順も頭に入れて。

思い出せなければ、何度もスマホを確認しても良いと思います。

そこまでやれば、火加減や食材を入れるタイミングやその他の細かい作業に集中できるわけです。

初心者の方は、初心者のくせに時短しようとして火が入るのに時間がかかる食材から調理して、その間に他の切りものをしようとしますが、僕からすると「君らがそんな高等テクに走るのは早すぎる」です。

本気で料理上手になりたい人は、紙に段取りを書き出してみることをオススメします!

自分も仕込みが多い時などは、書き出してやっていますが、驚くくらい頭がすっきりして作業がはかどります。

紙に書くはとにかく効果ありです。

料理の知識、経験がなくても問題ない理由

これはもう、僕より料理できない人なんて見たことがなかったから!しか言えないですね(笑)

当たり前すぎて書くのも恥ずかしいですが、誰もが最初は料理経験なんてなかったわけです。

自分の周りの尊敬する料理人の方たちは25歳くらいまで「まったく別の仕事をしていた」という方が多いです。

早くから料理にに慣れ親しんでいることも大事ですが、「料理上手になりたい!」と思ったら思い切ってガっと集中してある期間毎日、本気で火加減のことや野菜の切り方を学ぶのが良いと思います。

調理以前の料理の常識                           

調理以前の料理の常識 2

落合務の料理ノオト 

僕は、上の本でひたすら料理の基本を学びました。

どれも良い本なんで、絶対に損はしないと思います!

特に料理人なら、落合さんの本はタメになりますよー。

気を付けるべきところ

とにかく料理初心者の方は、数をこなすのが大事だと思います。

僕の場合だととにかく制限時間があって、ほぼ毎日料理しなければいけない環境にいたのが良かったわけです。

なので可能なら自分を毎日料理しなければならない環境において、しっかり献立と段取りを考えるというのを一定期間続けてみると、気が付いた頃にはかなり料理が上手になっていると思います!

厨房からは以上でーす。

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