ドイツ生活

現状報告

さてさて、今日はサクッと活動報告のようなものを書いてみたいと思います。

軌道にのってきた雰囲気はある

今、関わらせていただいている秋田のラーメン屋さん「桜木屋」のドイツ支店の話です。

様々な紆余曲折、2年の準備期間を経て、やっと5月20日にオープンしてわけですが、なんとか忙しい日が続くようになって、安定してきた感があります。

電気系統にいまだに問題があって、急遽、お店を閉めることになったり、機材が壊れたり…、カード決済の審査が通らなかったり、日本では考えられないことが何度も起こるわけですよ。

自分は、そういう問題が起きた時に、現場ですぐに対応できるというのを売りにしているわけですが(自分の店で本当に色々なトラブルに対応してきた)、それでもここまで色々な問題が起きた店舗は初めてでした。

その問題に対して、できる限り冷静に対応してきたつもりですが、さすがに頭を抱えたり、頭に血が上るようなこともしばしば。

解決できないことに、自分も自信をなくしたり、考えすぎたりと、かなり迷走しました。

そんな時期もなんとかかんとか、やり過ごして今、やっと軌道にのって来たかな?という雰囲気があります。

正直、これが自分の店だったら、精神面、財政面ともにとっくに潰れていたんじゃないかと思うくらいのハードさでした。

ドイツの施工は本当にひどい!!って笑えるレベルをかるーく超えちゃってた。(しかもまだ解決してない問題もたくさんある)

こんな経験、絶対に2度としたくないし、できるなら皆さんにも経験して欲しくはないですが、確実に言えるのは、「どんな問題でもいつかは解決できるし、それまでメンタルを保ち続けることの方が100倍大事」ってことです。

気持ちがすさんできて、スタッフにきつくあたったり、感情がコントロールできなくなったりする人をいままでたくさん見てきましたが、桜木屋さんではほとんどそれがなかった。

そこが本当に救いでした。

chefmakoto.com/2020/06/02/仕事の進め方で揉めたときやってはいけないこと/

やっぱり、スタッフ間の雰囲気とかお店の雰囲気というのは、お客さんに伝わってしまうものです。

そういう軋轢みたいなものが、今の店にはほとんどないので、これからもっと良くなっていける気がしています。

これはオーナーさまさまです。

もちろん、繁盛店でもスタッフ間の仲が地獄的に悪いっていうのもザラにありますが…。

飲食店を立ち上げるということ

自分の力で、軌道にのったなんてことは1㎜も思っていませんが、自分がいたことでほんの少しはオープンも早くなったし、円滑にできたんじゃないかな…と思っています。

これから夏になって(すでに30度超えててめちゃくちゃ暑いですが)、ラーメン屋さんとしてはちょっと難しい時期に入るわけです。

ドイツ人は暑くなるとアイスばっかり食べて、「夜はパンとチーズでいいや」みたいなまともな食事をしない人が増える。

そこでどうお客さんの意識をラーメンに向けられるか、がここからの僕の腕の見せどころといったところでしょうか。

まずはお持ち帰りメニューの作成かな…と思っています。暑いからサクッとテイクアウトして家で快適に食べたいっていうドイツ人は山ほどいる。

でもラーメンはお持ち帰りできないって伝えると「なんでだ?!」って騒がれるんで、その層に対して満足させられるメニューがあれば売り上げにプラスを生み出せるかなと思っています。

飲食店の立ち上げをサポートする

コンサルみたいな立場じゃなくて、がっつり現場にも立ちつつサポートするって形でお店に関わっていく。

今後はこういうスタイルで働いていこうかな…、とぼんやり考えています。

もし、ご興味ある方がいらっしゃいましたらどこからでもご相談お待ちしてますっ!

無料でご相談にのらせていただきますので、お気軽にお問合せお待ちしてまーす。

ということで、桜木屋からは以上ですっ。

ドイツ人が好きな日本食【TOP3】 ドイツの飲食店で13年働いてきました。 居酒屋から始まって、ラーメン屋、テイクアウトの多い軽食屋さん(寿司もステーキもある笑)、...
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