日記

すでに外出制限の記憶すら薄れつつあるドイツ

外出制限が緩和された4月20日からは、すでに一か月と三週間が過ぎました。

レストランやバーでバカ騒ぎする若者も見かけるようになったし、1時過ぎまで飲んでる人も大勢いる。

ということで、僕が4月26日にRowanの鍵を受け取った時のFacebookの記事を引用して、その時の考えを思い出してみようと思います。

Facebookの記事

長らくFacebookには自分の事を書いてなかったので、報告がてら久しぶりに少し書かせていただきます。

写真からもなんとなくわかってしまうとは思いますが、自分たちのお店を始めることになりました。

昔から淡ーい野望として考えていた「自分の店を持つ」という夢みたいなものを実現するために苫小牧の友人と二人、去年の秋頃から動き始めて、なんとか出資して頂ける道を見つけて、ついにここまでたどり着きました。
(※自分は大したことしてない。)

鍵の受け渡しは、それはもう感慨深いものになるんだろうと思っていたわけですが、そんなことすっかり忘れて「あざっす!!」とポケットにしまいました。

そこそこのスペースに46席詰め込んだ密なお店です。どうぞよろしくお願いします。
(苦労して営業許可を取っても、いきなり営業停止スタートのようなものです)

なので、まずはテイクアウト料理人として、どうやって決めるかは知りませんがデュッセルドルフのナンバーワンを取りに行く所存でございます。
頑張ります。

振り返って

まずコロナまっさい中とはいえ、少しウキウキしてる感じが否めません(恥かしい)

そこから待っている空気の重い毎日が訪れるなんて、まったく思いもよらないといった感じです。

まあそれはそうですよね(笑)

そしてまさか店にお客さんを入れて営業できるようになるなんて、来年くらいの話だろうと思っていたので、テイクアウトでデュッセルドルフのナンバーワンを取りに行くなどとほざいている始末です。

まさかこんなにも早く日常に近い姿が戻ってくるとは思いもよりませんでした。

デュッセルドルフの中心部に活気が戻らないわけ

突然話が変わります。

今日聞いた話でなるほどーと思ったのが、デュッセルドルフの中心部にはオランダやベルギーから日帰りで遊びに来るお客さんもたくさんいたということです。

要はそういう人たちが、今はあきらかに減っているという事です。

外食する人が減っているうえに、外国からのお客さんもいない。

これでは、その地区での3番手、4番手の存在の店はガラガラになってしまいます。

トップクラスのお店は、これまで通りに近い形で満席、それ以外には「こぼれない」状況です。

それはなかなか怖い。

集客しようにもお客さんが「いない」なので。

自分だったらどうするか

これを毎日考えるくせをつけることが経営者として戦えるようになることなのかな、と思っています。

まずはお店のイメージづくり。

閉じられている空間、換気が悪そうな店はまず避けられると思うので、窓は間違いなく全開、中も全部見えるガラス張りが良いと思います。

そして今来てくれているお客さんを確実に自分のファンにする努力をする。

例えその日は10組しかお客さんが来てくれなかったとしても、毎日その気持ちで働いていればリピーターは増え続けていきます。

要は離脱率を下げる努力をするってことです。

新規顧客を求め続けるのではなく、今のお客さんを離脱させない。

「またあいつんとこに食べに行こう」と思わせることです。

そしてそして究極の奥義、徹底的どぶ板営業。

一人でも良いから、知り合いを増やす。

食べに来てください!とお願いする。

これでOKです。

かならずお客さんは戻ってきます。

ということで、お疲れさまでした。

それではまた!

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